柔道中心にぼちぼち見てます。
昨日は谷亮子選手と、野村忠宏選手が金メダル。
今日は内柴正人選手が金メダル、横沢由貴選手が銀メダル。
一番印象に残ったのが、横沢由貴選手。
かわいいからというのも微妙に影響しているかも・・・。
ハイライトはなんといっても準決勝のサボン戦。
ポイント先行されていてもあきらめず残り1秒で一本をとって逆転。
起き上がらず額に手をやるサボン。
サボンは3位決定戦で見事な巴投げを決めて銅メダル。
試合が終わってはじめて、初めて見せた涙。
そして、横沢由貴選手も決勝戦で寝技を決められて一本負け。
梅沢選手も泣いていた。
どの選手もそうなのだけど、輝いているなあと思った。
すごくキレイだなと思った。
自分が普段目にすることが少ない何かに一生懸命になっている姿は
美しいなあとつくづく思った。
去年の世界柔道のときに書いた日記があったのを思い出して
ちょっと引用。
9月14日 世界柔道
世界柔道を見た。
街角で見かけたHey judoっていうのには勘弁してくださいと思ったけど、
世界柔道はおもしろかった。
見てたのは、男子無差別級の鈴木桂治と男子60キロ級の野村忠宏と、
女子48キロ級の田村亮子。
鈴木桂治は井上康生を倒して
無差別級の代表に抜擢された選手で、足技が得意。
好きだな、こういう選手。
なんとかチャンスをつかんで見事に金メダルをとった。
これからもがんばってもらいたいなあと素直に思った。
野村忠宏は、めちゃくちゃかっこよかった・・・。
筋肉がすごくてほれそうになった。
早くて、技がきれて、見ててスカッとする選手。
途中で終わり何十秒かというところで
寝技がきまって残念ながら負けてしまった。
それまでずっとリードしてただけにほんとに悔しそうだった。
勝負ごとって最後の最後までわからないなあと改めて感じた。
本人にしてみてもポイントで断然リードしていただけに、
油断してたところもあったんだと思う。
正直見てて少しそう感じた。
表情は相変わらず厳しいままだったけど、
心は戦闘モードからちょっと抜けてしまっていた。
そこを相手につかれて。
敗者復活戦ではきっちり気持ち入れ替えて、すっきり3位になって銅メダル。
見ていると、強さだけなら世界でかなうものはいないんじゃないかと思う。
動きは早いし、技をかけられてもせいぜい効果でしっかり体を返している。
でも、気持ちが少し弱いなって感じた。
強くなりすぎて、徹底的に相手をねじ伏せられない。
あー、何ていえばいいんだろう。
麻雀に例えよう。南3局。自分は5万点ある。
手はタンヤオ一直線でいけそうでイーシャンテン。
北家から鳴ける牌がでてきた。鳴いたらテンパイ。
鳴こうとは思う。思うんだけど、なんとなく鳴けない。
そのまま積もってしまう。
そして、そこで鳴かなかったのが災いして、
放銃してしまって2位になってしまう。
自分がよくやってしまうことなんだけど、
そういう弱さを野村選手にも感じてしまう。
どんなことをしても、なんとしても勝ってやるという
強い気持ちが持ちきれない、
どこか勝ちに対して気持ちが薄いものがある。
おそらく練習をすさまじくやるのだと思う。
技を極めることに鬼になれても、勝負事には鬼になれない。
だからこそ負けたときよけいに悔しい。
悔しくてたまらない。
僕にはそう思えてならない。
なんとかがんばってほしいなあ。
以上、引用終わり。
相変わらずよくわからんことを書いてるな自分(笑)